No3. 韓国のお正月🎍ソルラルで日本人妻大奮闘
こんにちは。
今日は韓国のお正月ソルラルについてお話ししたいと思います。
ソルラルとは?韓国における旧正月のことを意味します。2021年度は2月12日でした。
日本人がお正月に家族で集まり、おせちを食べたり、お年玉をもらったりするように韓国のソルラルも韓国人にとっては一年で一番のビックイベント!と言ってもいいほど重要な行事です。
韓国でも日本の’おせち料理みたいに、ソルラルに食べる料理があります。
茶礼(チャレ)とよばれる儀式が行われるんですが、茶礼床(チャレサン)と呼ばれる20種類程の食べ物を供え、拝礼など一連の儀式をし、チャレサンに供えた食べ物を食べたりします。
(仮)旦那の家族の場合はキリスト教なのでここまで韓国式な儀式は行われません!(ラッキー!!笑)
まず前日に、実家に向かいます。まずはシオモニと̪シジャン(市場)で買い出しからスタートします。
※もうこの時点で私は疲れ気味…(笑)
前日には전(ジョン)、カルビなどを準備します。
전(ジョン)の種類は、魚、白菜、カキ。
ほうれん草のナムルを作るために、ほうれん草の下ごしらえ、カルビの下ごしらえ、などなど、前日はこんな感じで料理→皿洗い→料理→皿洗いの繰り返しです。
これを20品目してる伝統的な家族のミョヌリ尊敬!!(笑)
私の嫁ぎ先はその点に関しては大変ありがたいのですが、(仮)旦那の家族の大変なところは、みんな酒豪で前日から1次会始まり、当日は3時くらいから夜まで2次会、さらに翌日は集まる人は集まって3次会という、なんともハードな酒豪の集まりなんです…
当日の朝からまずは礼拝です。聖書の言葉と、お祈りをして、トッグク(떡국)っていう日本のお雑煮的な感じで、お餅のスープを食べます。
出:게티이미지뱅크
その後はセベ(세배)をおばあちゃん→シブモ(旦那の両親)→親戚のおじさんおばさんといった風に目上の人から順に、若者が新年の挨拶を行います。
ソルラルにするチョル(※ドラマとかでみるあの深いお辞儀みたいなのです)を세배「歳拝(セベ)」といいます。
その時に受け取るのが日本で言うお年玉!韓国語ではセベットン(새뱃돈)です。
私はまだ学生で仕事をしていないこともあり、セベットン(새뱃돈)をありがたいことに頂き、財布がだいぶ潤いました…(笑)
15時くらいになると(仮)旦那の実家に父方の親戚がゾロゾロと集まってきます。
シオモニは座りもしないでずーっと動き回っているので、ミョヌリの私も気が気でないです。
こうやって夜まで集まりは続き、ミョヌリのお仕事は主に
・食べたものの片づけ
・なんか持ってきて~って頼まれたときに風の速さで動く
・笑顔でお返事
・親戚が帰るときは玄関までお見送り
といった感じで(仮)旦那家族はわりかしラフで、みんな優しいので日本人妻の私の事も理解してくれて、温かく接してくれます☺
前回、チュソク(秋夕)での家族の集まりでは緊張して、記憶も飛んでるんですが、今回は少し余裕も出てきて家族の集まりを楽しむ余裕ができてきました。
まだ私は韓国ミョヌリ新米ですが、これからの成長にご期待ください☺
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